ちょっと税金の話
良い節税・普通の節税・悪い節税

 いよいよ今年も確定申告が始まり、税務署や相談会場は大勢の人でごった返しています。
納税額がそれなりに高額になると、法人・個人を問わず「節税」したくなるものですね。ここでは法人の節税の考え方について少し話してみたいと思います。
 まず、節税の考え方には 『良い節税』 『普通の節税』 『悪い節税』 があります。
『良い節税』・・・その年の法人税等を減らし、将来の会社の成長にプラスになるもの。
      具体例:機械設備等や人材への投資によって法人税等が控除される
      という税制特例を利用したもの
『普通の節税』・・・その年の法人税等は減るが、将来のどこかの時点で減らした税金の
      全部又は一部を払うことになるもの。先延ばし型節税。
      具体例:1年以内の費用を1年分一括払い。倒産防止共済や生命保険の
      活用。ジェット機やタンカーのリース
      ※内容によっては良い節税になる場合もあります。
『悪い節税』・・・税金を払いたくないがために、不要な経費に使ってしまうもの。
      具体例:100万円の利益がでていて、無駄な経費を100万円使えば
      法人税等は0円です。しかし、お金は100万円でていきます。何もせず
      申告すれば約22万円の法人税等がかかりますが、78万円のお金が
      残ります。そのお金を次の事業展開資金として使うほうが
      会社経営にとっては有効ですね。
 ちなみに、「売上をごまかす」「架空経費を計上する」などは節税ではなく「脱税」ですので誤解なく。
 あくまで大雑把な節税の考え方と一例を紹介しましたが、節税対策は、会社ごとの事情やその内容・ タイミング等により異なります。個別具体的なことは、えびす会計にご相談ください。

吉田 茂
文責
本部長 税理士吉田 茂
カテゴリー
最近の記事
月アーカイブ
© 2024 Japan Creas Tax Corporation