投資と投機

 暦のうえではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。暖かくなるのが本当に待ち遠しいです。
 さて、昨年は仮想通貨が急騰し「仮想通貨バブル」という言葉をよく耳にしましたが、世界で最初のバブルはいつ頃だったのか、ご存じでしょうか?
 諸説ありますが17世紀はじめオランダで起こったといわれています。トルコからオランダに伝わったチューリップに人気がでると高値がつくようになり一般市民までもが酒場などで先物取引売買を行うようになったそうです。しかし、はっきりとした理由は不明ですが1637年2月、チューリップの花が咲く前に価格は急落し、多くの人々が巨額の損失をだしました。これが「チューリップバブル」と呼ばれているものです。ピーク時にはなんと球根1つで家が建ったそうです。球根の価値を見ず、実態以上の価値で売買を行うのは「投資」では なく「投機」ですね。私もギャンブル的な投資には注意し、身の丈に合った投資を心がけたいと思います。

文責
仲村 悟美
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