先月、またしても能登半島が豪雨災害に見舞われました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今回は少し災害について考えたいと思います。地震や津波、台風等の災害にはいつどこで遭遇するかわかりません。災害に備える取り組みには、「自助」「共助」「公助」がありますが、災害時に何よりも最優先すべきは「自分を守ること(自助)」です。自身の安全を確保することで、周囲の人への支援に協力できるようになります(共助)。
では、今、私は自分を守ることができるのでしょうか?
自助への取り組みは大きく9つあって、その中の食料や備蓄品の確保といったことは取り組んでおられる方も多いと思います。私に刺さった項目は「防災講座・防災啓発活動などへ参加する」というものです。 日常で災害について考える習慣があるとはとても言えない私は、例えばブルーシートで屋根を覆う方法、 その後カビが大量発生したときの対応、けが人に対する対処法等、何一つ行動できる自信も知識もありません。そういうことを自覚する機会もほぼないのが現状です。自助もままならない自分は共助なんてできるはずもないという厳しい現実に気づきました。
災害に対する知識を高めることは自助にも共助にも役立ちます。災害大国日本に居住する私たち一人一人の取り組みが大きな力になることの一つだと思いますので、今後は積極的に行動していきたいと思っています。