梅雨明けから一転し、猛暑が続いております。
この時期になると毎日のようにニュースとなるのが熱中症です。
熱中症に対する注意喚起の声が今のように大きくなったのは2000年代に入ってからですが、昭和の時代には日射病・熱射病、さらに江戸時代には霍乱(かくらん)とよばれ、古くから恐れられている病気でした。鬼のように頑健な人でもこの病気にはかかることから、“鬼の霍乱“という言葉もあります。
体が弱い人がなりやすいという先入観に反し、実は熱中症の患者はその2/3が男性で、壮年の方にも多いです。
責任の大きな仕事をされている方はどうしても無理をなさることも多いと思います。熱中症対策を十分に、健康で夏を乗り切って実りの秋を迎えましょう。