経理担当者が突然退職。
預金残高でしか業績を確認できない事態に。
F社(建設業)の経理業務は長年Tさんに任せてきましたが、体調不良によりTさんが急遽退職することになりました。
急いで、後任者を募集しましたが、なかなか採用できず、仕方なくパート社員で最低限の仕事をしてもらっていました。しかし、振込ミスや入金チェック漏れも多く、月次試算表も作成できなくなり、今儲かっているかどうかも分からずに、預金残高を確認するだけの状態になりました。
そもそも経理業務が不慣れで、ミスも多いパート社員にお金のことを任せることに不安を感じていたS社長は、さすがにこの状態が続くとまずいと思い、同業者であるP社長に相談されました。