牛丼大手の吉野家が、夏休み企画として小学生以下に半額キャンペーンを実施していると知りました。「日本経済がデフレ・スパイラルから脱却しようという時に、また水を差すようなことを!」と一瞬思いましたが、その戦略には裏があるようです。
吉野家は男性客が約8割を占めており、女性にとっては、まだまだ入りにくい外食チェーン店のひとつです。外食産業にとって男性客中心のビジネスでは成長が見込めないため、女性客(ファミリー層)の取り込みが喫緊の課題です。
そこで、学校給食がない夏休みに、お母さん方の負担軽減を契機にして客層変換を目指すようです。しかも人間の味覚は子どものうちに決まるということを利用して、将来の顧客確保も狙っているようです。
ここにもいくつかの経営のヒントがありますね。
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夏休みと経営のヒント