【 ふるさと納税制度 】

 3月の国民行事といえば、「お雛祭り」と「確定申告!?」ですね。皆様におかれましては無事申告を終えてほっとされていることかと思います。

 ところで、令和5年度に「ふるさと納税制度」はご利用になられましたか?

 この制度の利用者件数は、制度が開始された平成20年の利用は5万件だったのが、令和4年の利用は5,184万件と、1,000倍近く増えています。制度利用のメリットは、①寄付金の用途を指定できること、②寄付することにより魅力的なお礼の品を受け取れること、③税額控除を受けることができること、ですが、もう一つの活用方法があります。

 令和6年元旦に被災した能登半島地震をはじめ災害の被害を受けた地域の自治体に「ふるさと納税」を通じて寄付することができます。寄付の気持ちはあるけれど、どこにどうやって行うのが効果的だろうかと逡巡しがちですが、この方法だと被災自治体に速やかにダイレクトに寄付が届けられるので、活用しやすいのではないかと思います。まだ利用していなかったけど興味はあって・・・という方は、是非一度各社が出しているサイトをのぞいてみてくださいませ。

後藤 美加
文責
副本部長 税理士後藤 美加
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