「く~るま~を売~るならビッグモ~タ~♪」聞き慣れた CM ですが、ある日からピタッと聞かなくなりました。言うまでもなく、数々の不正行為が明るみに出たからですね。不正車検、保険金水増し請求、詐欺的なローン契約など信じ難い事実が次々と露呈し、店舗前の街路樹が枯れて、預かった車を故意にパンクさせる映像などは目を疑った方も多いことでしょう。
なぜこんなことが行われていたのでしょうか。マスコミによれば、「過度な売上ノルマ」「達成できない場合の酷い責」、そして「経営陣に従わざるを得ない、いびつな企業風土」に至ったためということです。
経営者に大きな問題があったと思われますが、お金儲けの前に「人」としての良心や誠実さはどこへ行ってしまったのでしょうか。人の心や魂はそこまで堕落するものなのでしょうか?少し寂しい気持ちになりながら、今回の闇が深い不祥事には、反面教師として学ぶべきことが多いと感じています。