コロナも5類に移行されたことで、ようやくアフターコロナに突入しました。観光地などには外国人観光客が戻ってきており、休日には家族連れの人出も増えるなど、感覚的には経済活動の正常化が進んできているように思います。大企業も在宅勤務からオフィス回帰を促すなど、働き方の方針変更をするところも出てきました。
そんな中、「東京の繁華街の夜の明るさが戻らない!」という記事を見ました。これは衛星データによるもので、ニューヨークやロンドンではコロナ前にほぼ戻っているにもかかわらず、東京はまだ8割ほどのようです。
夜の明るさが戻らない理由には、「飲食店など人手不足で深夜まで営業できない」「在宅勤務が定着した」「会社帰りのつきあい飲食離れ」「夜間の公共交通機関の不便さ」(ニューヨークでは地下鉄は24時間運行らしいです)など、人手不足問題、個々の価値観の変化、都市インフラ問題など様々な諸事情が絡んでいます。夜間経済の振興までにはまだ課題がありそうですね。