現在、藤井五冠対羽生九段の王将戦七番勝負という世紀の一戦で盛り上がりを見せている将棋に触れない訳にはいきません。1月の第二局は高槻市で行われ、「はにたん最中」が話題になるなど盤上以外でも地域経済を盛り上げる一つのきっかけになっているのではないかと思います。
将棋は1,000年以上前から日本にある文化でありながらも、インターネットや近年の将棋AIの進化などで外部環境が大きく変わる中、巧みに一つのジャンルとして人気を維持している点で大変興味深いと思います。
昔、祖父や友人と将棋をしたことを思い出しながらこの文章を書いておりますが、老若男女誰でも気軽に楽しめることが時代を問わずに人々に愛される理由の一つではないかと思います。
将棋以外にも日本の伝統的な文化と新しい技術が融合して化学反応を起こすことで、日本が面白い国であり続けてくれることを願います。