カタールにてサッカーワールドカップが開催されています。残念ながら、日本代表は今回もベスト8の壁を超えることはできませんでしたが、強豪国ドイツ・スペインに勝利するなど、ドーハの悲劇を知る世代としては、夢のような気分でした。
熱戦はまだ続いていますが、今回のW杯では、「半自動オフサイドテクノロジー」が話題になっています。オフサイドは、ボールの位置と複数の選手の位置を把握する必要があり、ビデオ判定でも平均70秒の時間がかかっていたうえ、正確ではない可能性がありました。今回導入された新技術では、ボール内部にセンサーを搭載し、毎秒500回送られてくるボールデータと12台のカメラ、AIを用いてオフサイドを自動で検出、3Dアニメーションまで作成し、それらをもとに審判員が最終判断を行います。
新技術は数センチメートル単位での判定を可能にしたため、今まで人間では気づかないレベルのものもオフサイドと判定されて、得点が取り消されるシーンが続出しています。
一部では人間味のない「ロボット審判」と言われていますが、AI等を用いて正確に早くサービスを提供するのは、世の中の流れかと思います。
日本代表からエネルギーをもらいましたので、12月の繁忙期を乗り切っていきます。