雨の多い時期になりました。にわか雨に慌ててビニール傘を買った経験は誰しもあるのではないでしょうか。手軽なビニール傘は日本で年間約8,000万本も消費されていますが、分解の難しさからリサイクルしにくく、殆どが埋め立て処分されているそうです。そんな中、独自の技術で廃棄されるはずだった傘を素材として加工し、鞄やアクセサリーにして販売している会社のことを知りました。
そのブランドコンセプトはなんと「10年後になくなるべきブランド」。素材となる廃棄の傘自体が手に入らなくなることこそが環境の持続性に近づいたサインとして、環境問題が近い将来に解決されるよう思いを込めてこのコンセプトを採用されたそうです。
色々な企業と接することのできる仕事に携わっていますので、各会社の理念やコンセプトに一層興味を持つようになり、皆様の会社のことも、もっともっと知っていきたいと改めて思いました。