雑感
コロナ禍とネットスーパー

 東京では4度目の緊急事態宣言が発令されるようですが、このコロナ禍で皆様は日々のお買い物はどうされておられますか?

 日本でも最近ネットスーパーの利用客が増えているようです。ネットスーパーの利用は、お買い物時間の短縮や重いものを届けてもらえるといったメリットも多いのですが、まだまだ中国のネットスーパーのサービスには及んでいないように感じます。

 中国では2016年にアリババがフーマーというOMO型生鮮スーパーを立上げ、3キロ圏内には30分以内に届けるというサービスを展開しています(30分はとても早いです!)。

 利用者は、近くのスーパーに行ったついでにほかの店にも寄るけれど、日によっては家から出ずにネットショッピングを利用することが便利だと感じます。つまりは、その時最も便利な方法を選択できるよう企業は様々な選択肢を用意することが必要ということです。

 フーマーでは、ネットショップ、スーパー、イートイン、配送といったオンラインとオフラインが完全に融合されたサービスが提供されており、実店舗とオンラインの情報が完全に一致しているようです。どちらでも購入条件が違わず、店舗で選んでネットショップで買うことも出来る、ということです。確かに便利そうですし、フーマー近郊の不動産は価格も高いようですよ。

 今後こういった概念が世界に広がり、もっと新しいサービスや価値が生まれていくのだろうと思います。この変化のスピードにしっかりついていかねばと思うこの頃です。

後藤 美加
文責
副本部長 税理士後藤 美加
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