雑感
働き方の変化 ジョブ型雇用

 新型コロナウイルスの東京での感染者数がこの一週間で1,000人を超え、安定しない状況が続いております。今回のコロナ禍による影響は様々ですが、働き方も変わろうとしています。既に導入されている方々も多いと思われるオンライン会議、3密を避ける通勤の工夫、リモートワークの導入、それに伴うオフィス面積の減少など幾つかあげられますが、私が注目しているのは「ジョブ型雇用」といわれるものです。
 「ジョブ型雇用」とは、職務定義書(ジョブディスクリプション)をもって社員がやるべき職務を会社が明示して、その達成度合いに基づいて処遇する制度です。
 在宅勤務の拡大に伴い、時間にとらわれない働き方のニーズが高まる中で導入が加速しています。これには、それぞれのポストに最適な人材配置を行い、生産性を高められるという利点があります。また、働く場所も選ばない在宅勤務が定着すれば、多様な人材確保のチャンスも広がります。
 逆に、仕事内容やポストを自由に変えられないことがデメリットとなり、ビジネス環境に対する柔軟性に欠ける、転職や解雇が容易ではない日本の労働市場にはまだそぐわない実態もありますので、簡単に導入することも難しいようです。
 働き方はとても身近な問題です。変化していこうとする社会に対して、一人一人が人として、どういう社会を、生活を実現していきたいのか、しっかりと考えなくてはいけない局面がきていると感じます。

後藤 美加
文責
副本部長 税理士後藤 美加
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