今回は、少し前に読んだ「教養としてのプログラミング講座」という書籍についてご紹介します。
著者の清水亮氏は、プログラミングはごく一部の「理系」の人にだけ必要な知識ではなく、ビジネスから子育てまで人生のあらゆる場面で応用が可能なスキルであり、全ての人がその思考法を身につけるべきと説きます。
清水氏はプログラミングとは「自分以外のものを、思い通りに動かす方法」であると言います。最適化されたプログラムがあれば、コンピュータはプログラマーがいなくても業務を効率的に処理してくれます。プログラミングの思考で会社の仕組みを最適化して、社長がいなくても回る会社を作ることは、社長業の理想型のひとつではないでしょうか。