輪通信

「どこまでが経費として認められてどこからがダメですか？」よく顧問先の社長から聞かれる質問です。　「事業に関係するものが経費で、プライベートなものがダメです。」「たとえば家族旅行や趣味の物品購入は経費になりません。」といつも答えています。もちろん、事業に関係するか否かの線引きが困難なケース　もありますが、今回の舛添都知事の公私混同疑惑はちょっと酷いですね。家族旅行で重要な会議、回転すし屋での会議なんて本当に懐疑です。シャレにもなりません。

また、先日の会見では「政治活動に生かすために、不適切ではあるが違法ではない。」といったフレーズがありましたが、違法でなければＯＫという認識に違和感を覚えます。 「政治家が品性を持ち、品格ある政治を実現せねばなりません。」 東京都知事に就任する前の舛添要一都知事自身の言葉です。

正に国民は政治家に品性を求めています。