春の日差しが快く感じられる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この季節に駅や街頭に出ますと、スマホを片手にどこかぎこちなく、明らかに新入社員と思われる初々しい スーツ姿のフレッシュマンを見かけますね。
「リーマンショック後(2008年)、大卒就職率が約91%まで落ち込んだが、徐々に回復し、今春は約97%まで回復した。」という記事を読みました。厚労省によれば「多くの企業が好業績の下、積極的な採用を続けており、雇用環境の改善がなされた結果」という、いかにもアベノミクス効果がでているようなコメントです。それにしても就職率97%って高く感じませんか。
実はフリーターや公務員浪人が就職希望者(分母)に含まれていないのです。確かに就職氷河期を脱した感はありますが、どこまで実態に近いのかは不透明ですね。