消費税が8%となってから、 2ヶ月が過ぎました。
今回の消費税の増税は、主に社会保障費対策でしたが、税制度は国が抱えている事情に応じ、多種多様のものがあります。
先日も、泉佐野市で犬のふん放置対策の費用に当てるために、「犬税」の導入が検討されたことが話題になっていましたが、海外ではもっと意外な税制度が導入されていたり、検討されています。
メタボは、身近な健康問題ですが、この問題も税金で対策を打とうとしている国があります。
ハンガリーにおける「ポテトチップス税」、アメリカにおける「肥満税」、デンマークにおける「脂肪税(バター税)」がそれにあたります。それぞれ、ケーキや炭酸飲料、脂質の高いもの等に課税することで、少しでも肥満防止に努めようとしています。
都市部では、車の渋滞に悩まされることが多いですが、ロンドン市内の渋滞は大きな問題の様です。イギリスでは、ロンドン市内に入る時に納める「渋滞税」というものがあります。
温暖化は、各国共通の問題でありますが、ニュージーランドでは、温暖化対策に「家畜ゲップ税」が導入検討されたようです。これは、家畜のゲップやオナラが大気を汚染するとの事で、その研究費に充てるための制度でした。
改めて見ると、各国さまざまな工夫をしようとしているのがわかります。それでは、現在日本において最大の問題である少子化対策にも有効な税制があるのでしょうか?
実は、過去にブルガリアにおいて、「独身税」という制度がありました。その名の通り、20歳以上の独身者に収入の5~10%を課税するものです。1968年から1989年にわたって21年間導入されましたが、残念ながら効果はあまりなかったと言われています。
日本においても少子化対策に導入を検討しては・・?との声もあるようですが…
皆様は、どう思われますか?