輪通信

近所にできた新しいコンビニを見て皆様は何を感じますか。

「新しいコンビニだ。ラッキー」と単純に喜ぶ人、「コンビニばかりできて採算は合うのかな？」と疑問を抱く人、もしくはまったく無関心な人、同じものを見ても反応は様々です。どれが正解ということではありませんが、何も感じなくなると思考回路がマンネリ化しているのかもしれません。

トヨタでは、異常に気づいたら「なぜ」を５回繰り返すことを徹底しているそうです。これが有名なトヨタの「なぜなぜ５回」。「なぜ」を５回繰り返すと本当の原因にたどり着き、問題点が浮き彫りになるからだそうです。「なぜなぜ５回」のプロセスによって社員は自分で考える力を身につけ、現場力が強化されていくのでしょう。

幼い子どもはしつこいほどに「なぜ」を連発して大人をうんざりさせますが、そうやって未知なるものと出会いながら成長していくのです。当たり前だと思っていることを、今あらためて問い直してみましょう。

「なぜそのサービスを提供するのか？」　「なぜ顧客との信頼関係が大事なのか？」　「なぜこの商売を始めたのか？」　そして、　「なぜ続けていくのか・・・。」

商売においても「当たり前」など存在しないと気づいたとき、必勝のブレークスルーが起こるのでしょう。